認知症リスク診断

遺伝子型を調べてアルツハイマー型認知症発症のリスクを判定する血液検査です。

アルツハイマー型認知症発症のリスクを高めるといわれているAPOE4遺伝子は、1つでも持っていると影響があるとされていますが、この遺伝子を持っているからといって必ずしもアルツハイマー型認知症になるわけではありません。

生活習慣の改善などが認知症発症リスクを低下させ、発症回避につなげられることもわかっています。

認知症の前段階である軽度認知障害（MCI）のリスクを判定する血液検査です。

アルツハイマー型認知症の主な原因の一つとされる”アミロイドベータペプチド”という老廃物は、老化や生活習慣の乱れにより脳内に蓄積されていきます。ヒトには本来、この老廃物を排出する機能が備わっていますが、さまざまな要因によってその機能が弱くなってしまうことでアルツハイマー型認知症へ移行してゆきます。

この検査では、血管損傷や炎症、アミロイドベータペプチドの排出等に関わる9つのタンパク質を「栄養」「脂質代謝」「炎症・免疫」「凝固線溶」の４つのカテゴリーに分類し血中量を測定することでMCIのリスクを評価します。